初めてレンタカーを借りようと考えている人は、借り方がわからない人も多いでしょう。そこで今回は、レンタカーの借り方と、当日の流れから返却まで初めての人にもわかりやすく解説していきます。

 

レンタカーの借り方

 

レンタカーの借り方は、まずレンタカー会社を選び、事前にインターネットまたは電話で予約をします。直接行って借りることも可能ですが、当日は予約がいっぱいでレンタルできる車がなかったり、希望する車種がなかったりする可能性が高いです。特に、土日・祝日・大型連休などは繁忙期のため注意が必要となります。

 

電話でも予約はできますが、急いでいない限り、ネット予約がわかりやすくておすすめです。ツアー申込みをしている人は、ツアーのなかにレンタカーが含まれている場合もあるため、内容を確認してみましょう。

 

レンタカーはいつ頃予約するのが良い？

 

レンタカーの予約は、通常2、3か月前ほどから予約が可能です。そのため、レンタカーを借りたい日が決まれば早めに予約すると良いです。特に、お盆・年末年始・ゴールデンウィークなどの大型連休のときは、人気の車種はすぐに予約で埋まります。

 

自分の借りたい車種が借りられず、大きいワンボックスカーしかなかったり、予定している乗車人数が乗れない車種しか残っていなかったりする場合もあります。その場合、旅行自体を中止にしなければならないこともあるため、日にちが決まった時点で予約をしておきましょう。

 

レンタカーを予約する

 

インターネットから予約をする場合は、主にレンタカー会社のホームページから予約をします。案内に沿って必要事項を入力するだけで済む場合が多いため簡単です。

 

名前・住所・連絡先・支払い方法などのほかに、必要事項は次のとおりです。

 

・利用する日時（出発日時、返却日時）

・利用する店舗（出発店舗、返却店舗）

・希望の車種

・オプション有無

・保証制度

 

レンタカー会社によっては、キャンセル料金が発生するところもあるため、スケジュールをしっかり確認しておきましょう。

 

車種選び

 

車種の選び方は、乗車人数やシチュエーションによって選びます。ネットだとわかりやすく車の写真を載せているところが多いため、定員人数を見ながら希望にあった車種を選んでください。また、車種によって料金が異なります。車体が大きく排気量が多い車になるにつれて料金も高くなるため、予算と用途に合わせて選ぶことが大切です。

 

オプション

 

オプションには、チャイルドシート・ETC・喫煙車・禁煙車・冬用タイヤなどがあります。借りる当日に「必要なものが付いてない！」と慌てなくて良いように、オプション欄を必ず見て必要なものがあるか確認しましょう。

 

保証制度

 

レンタカーはレンタル料金に最低限の保証料が含まれていますが、それとは別に、任意で免責保証やNOC保証などの保証制度が用意されています。この保証制度は別料金となるため、詳しくはレンタカー会社のホームページや当日受付で確認しましょう。

 

レンタカーを借りる当日の流れ

 

ここからは、レンタカーを借りる当日の流れをみていきます。

 

1, 受付をする

 

レンタカーを借りる当日は、予約時間までに店舗へ行き受付をします。受付では、申込み用紙に必要事項を記入し「自動車貸渡証」を作成してもらいます。その際、必ず運転免許証を持参しましょう。運転を複数の人がする場合は、運転する人全員の運転免許証が必要です。

 

申込み用紙の記入が終われば、レンタカーを利用するにあたっての注意事項の説明があります。この時点でわからないことや保証制度のことをしっかり聞いておきましょう。

 

インターネットで事前に支払いを済ませている人は、特に追加をしていなければ支払いは要りません。支払いを店舗でする場合は、クレジットカードでの支払いを原則としている店舗が多いため用意しておきましょう。

 

2, スタッフと車体の確認する

 

受付が終わったら、スタッフがレンタルをする車まで案内してくれます。レンタルをする車に到着したら、スタッフと一緒に車体に傷・へこみ・問題がないか確認していきます。利用前と利用後の車体に変化がないことを確認する大切な作業なため、必ず一緒に見ておきましょう。

 

車体の確認が終わったら、車やカーナビの操作方法や装備品についての説明があります。レンタカーでよくあるのが「ガソリン給油口の開け方がわからない」といって、ガソリンスタンドで困ることです。このようなことにならないように、しっかり説明を聞いておきましょう。

 

3, 出発する

 

出発する前にカーナビで目的地を設定し、ETCを利用する場合は忘れずにETCカードをセットします。安全運転で出発しましょう。

 

レンタカーを返却する

 

レンタカーを返却するときは、返却する店舗の近くのガソリンスタンドで給油し、ガソリンを満タンにして返却します。ガソリンスタンドについては受付のときに説明があり、地図を用意してくれる会社が多いですが、わからなければ自分で調べましょう。給油が終われば、返却時間に間に合うように店舗へ向かいます。到着したら、カーナビの履歴は消去しておきましょう。

 

受付に行き、スタッフと一緒に再度車体の確認をします。傷がついていたり予約時間を超えていたりした場合は、この時点で追加精算となります。問題がなければ、忘れものがないか再度十分に確認をして返却しましょう。

 

レンタカーの予約返却時間に間に合わない場合

 

レンタカーの予約返却時間に間に合わない場合は、必ず早めに返却店舗へ電話をしてください。連絡をしないで返却時間を超えたら、延滞料金を支払う必要があります。そのほか返却時間が遅れることで、レンタカー会社は次の予約が入っているにもかかわらず、貸し出しができません。そのため、次の人へ貸し出すレンタル料を請求される可能性があるため、注意してください。

 

また、店舗の営業時間内の返却が間に合わない場合は次の日の営業開始時間まで返却ができず、追加で1泊扱いになるところもあるため注意が必要です。規約はレンタカー会社によって異なるため、必ず電話で連絡をして確かめましょう。予約時間より早く返却したい場合も、事前に店舗へ連絡しておくと良いです。

 

まとめ

 

レンタカーの借り方は初めてでも難しくないため、インターネットでなるべく早めに予約することをおすすめします。特に繁忙期は急がなければ、希望の車種が借りられなくなる可能性が高いため注意しましょう。

 

予約の際は、車種・オプション・保険制度もしっかり確認しておくことが大切です。当日は運転免許証・クレジットカード・ETCカードなど忘れないようにしておきましょう。