ーレンタカーのバッテリー上がりにどう対応する?原因や予防法も解説ー
「レンタカーのバッテリー上がりの対処法は?」
「バッテリー上がりを防止する方法を知りたい」
レンタカーを借りてどこかに出かける場合、バッテリー上がりは避けたいですよね。バッテリーが上がった場合、どのように対処すべきか気になる人もいるのではないでしょうか。
バッテリーが上がった場合の対処方法は以下の通りです。状況によって、適した方法を選択しましょう。
・ロードサービスに連絡する
・ジャンピングスタートを行う
・ジャンプスターターを使う
今回は、レンタカーでのバッテリー上がりの対応方法や原因、予防方法などを詳しく解説します。
レンタカーを普段利用される方は、ぜひチェックしてみてください。
レンタカーのバッテリー上がりにはどう対処する?
レンタカーのバッテリーが上がってしまった場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
対応方法としては、以下の3つがあります。
・ロードサービスに連絡する
・ジャンピングスタートを行う
・ジャンプスターターを使う
ここでは、それぞれの方法を詳しく説明します。
ジャンピングスタートを行う
バッテリー上がりの対処法として一番メジャーな方法は、ジャンピングスタートを行うことです。
ジャンピングスタートとは、ほかの車から電力を分けることでエンジンを復活させるものです。つまり、救援車がない場合は、この対処法は使えません。
一時的な対処法ではあるものの、ジャンピングスタートを上手に行えば目的地まで運転を続けられる場合が多いです。
ジャンピングスタートは以下の手順で行われます。
1.バッテリー上がりを起こした車と救援車を向かい合わせにして停車させる
まずは、バッテリーが上がった車ともう一つの車を近づけます。
ここで注意するポイントはバッテリーの位置です。ブースターケーブルが届くようバッテリーの位置を確認して近づけてください。
2.両方の車のボンネットを開ける
3.ライトやエンジンキーなどがすべてオフになっているか確認する
ライトやエアコンなどの電源はすべて切っておきましょう。オフでない場合、ジャンピングスタートにて急に電気が流れた際に故障する可能性があります。
4.故障車と救援車のバッテリーをブースターケーブルでつなぐ
電気を流すために、二つの車をブースターケーブルでつなぎます。ブースターケーブルのつなぎ方には決まりがあるため、以下の手順に沿って正しく行いましょう。
(ブースターケーブルをつなぐ手順)
①赤ケーブルをバッテリーが上がった車のバッテリーのプラス端子につなぐ
②赤ケーブルを救援車のバッテリーのプラス端子につなぐ
③黒ケーブルを救援車のバッテリーのマイナス端子につなぐ
④黒ケーブルをバッテリーが上がった車のバッテリーのマイナス端子につなぐ
5.救援車のエンジンをかける
6.そのまま約5分待つ
7.救援車のアクセルを踏み、エンジン回転数を1,500~2,000回転くらいにする
8.バッテリーが上がった車のエンジンをかける
このステップでエンジンがかかれば、ジャンピングスタートは成功となります。
9.ブースターケーブルを取り外す
最後に、ブースターケーブルを取り外します。つないだ時とは逆の順番で取り外すことに注意してください。
(ブースターケーブルを外す手順)
①黒ケーブルをバッテリーが上がった車のバッテリーのマイナス端子から外す
②黒ケーブルを救援車のバッテリーのマイナス端子から外す
③赤ケーブルを救援車のバッテリーのプラス端子から外す
④赤ケーブルをバッテリーが上がった車のバッテリーのプラス端子から外す
以上が、ジャンピングスタートの正しいやり方です。
ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターと呼ばれる外付けのバッテリーを使用した復旧方法もあります。
モバイルバッテリーのように一時的に電力を供給して、エンジンを始動させることができる便利グッズです。
また、ジャンプスターターは自力でエンジンを復活させられるため、救援車は必要ありません。
1万円程度で購入できるため、常備しておくといざという時に便利ですよ。
ロードサービスに連絡する
バッテリー上がりを初めて経験する方や、確実に解決したいと考えている方は、ロードサービスに連絡するのがおすすめです。
ロードサービスはプロであるため、作業中にケガをしたり故障を広げたりする心配は不要です。
先ほど説明したジャンピングスタートができず、ジャンプスターターも持っていない場合は、ロードサービスを利用しましょう。会社によって異なるものの、電話やメールにて気軽に連絡可能です。
連絡を入れてから1時間程度でサポートが受けられます。なお、自力で解決するより費用は掛かることは理解しておきましょう。
レンタカーのバッテリーが上がる4つの原因
ここからは、レンタカーのバッテリー上がりが起こる原因を説明します。
1.気温の低い場所に車を放置した
1つ目は、冬場や気温の低い場所に車を放置することです。
車のバッテリーは、バッテリー液と呼ばれる液体が化学反応を起こすことで放電や受電が行われています。
しかし、気温が低い冬には化学反応が弱まり、バッテリー性能が低下してしまうため、バッテリー上がりが起こりやすくなります。
2.ライトを消し忘れる
2つ目は、ライトを消し忘れることです。
ライトをつけたまま放置することは、スマホ充電にたとえると充電器を差しっぱなしにした状態となります。そのため、バッテリーだけが消費されバッテリー上がりを起こしてしまうのです。
3.車の使用頻度が少ない
3つ目は、車をあまり使わないことです。
走行距離が少ない場合やほとんど車に乗らない場合は、バッテリーの自然放電が起こり、バッテリーが上がりやすくなっています。
そのため、定期的に運転して充電しなければ自然放電が進み、バッテリー上がりにつながるのです。
4.バッテリーの寿命が近い
4つ目は、バッテリーの寿命が近いことです。
寿命が短いと経年劣化によりバッテリー容量が低下します。寿命は3〜5年程度であるため、寿命が過ぎている場合は交換するようにしましょう。
バッテリー上がりを防ぐ方法を解説
最後に、バッテリー上がりを予防する方法を説明します。
定期的にエンジンを動かす
定期的にエンジンを動かすことでバッテリーを充電できるため、バッテリー上がりを防ぐことが可能です。
走行せずにエンジンのみを30分程度かけているだけでも充電はされるため、運転ができない場合は、エンジンのみ定期的に動かしましょう。
3~5年程度でバッテリーを交換する
バッテリーの寿命は3〜5年程度だといわれています。
寿命が過ぎてからはバッテリー上がりのリスクが高まるため、バッテリー上がりが起こった時の手間や費用をなくすためにも、寿命が近い場合はあらかじめ交換しておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、レンタカーでのバッテリー上がりの対処法や原因、予防方法などをわかりやすく説明しました。
バッテリー上がりの対処方法は以下の通りです。
・ロードサービスに連絡する
・ジャンピングスタートを行う
・ジャンプスターターを使う
今後レンタカーを利用される方は、この記事の内容を頭に入れて車を扱うようにしましょう。
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