「レンタカーで長距離走りたいけど、走行距離に制限ってあるの？」
「走行距離制限ってどんな仕組み？」
レンタカーの利用を考えたとき、用途によってはこのように疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

走行距離制限を設けているか否かは、レンタル会社によって異なります。
また、レンタル期間での制限のほかに、車種による制限を設定している場合も。
走行距離制限を超えると、多くの場合は追加料金が発生します。
走行距離制限が設定されていない場合も、過度な長距離走行には注意が必要です。

今回は、レンタカーの走行距離制限について、その仕組みや追加料金をご説明します。
走行距離制限が設定されていない場合の注意点についても説明しますので、参考にしてみてください。

レンタカーの走行距離制限とは？

レンタカーの走行距離制限とは、一定の距離以上を走行すると、追加料金が発生する仕組みのことです。
レンタル会社によって、走行距離制限を設けているか否かは異なります。
まずは、走行距離制限の仕組みや、その詳細をご説明します。

レンタル期間による制限

多くの場合、走行距離制限はレンタル期間中の走行距離に、一定の制限を設けるかたちで適用されます。
たとえば24時間あたりの制限は300km以内、1週間であれば1,500km以内というように、期間によって細かく設定されているのが一般的です。
短期間の利用であれば、走行距離制限があったとしても超過することは、それほど多くないでしょう。
しかし、業務用車のレンタルなど長距離を運転する可能性がある場合は、あらかじめレンタル会社の規約を確認しておく必要があります。

車種による制限

レンタル会社によっては、通常の車種では走行距離制限が設定されていなくても、キャンピングカーや特別仕様車のみ制限を設けている場合もあります。
これらはそもそも長距離走行が想定されていたり、逆に長距離の利用を想定していないため、あらかじめ制限が設けられています。
この場合も、借りる前から長距離利用が想定されるのであれば、事前にレンタル会社へ相談しておきましょう。

超えた場合は追加料金が発生

走行距離制限を超えた場合、超過した距離に応じて追加料金が生じます。
多くの場合は1kmあたり10円（税込11円）程度に設定されていますが、こちらもレンタル会社によって料金設計が異なるため、事前にチェックが必要です。
また、支払いは車の返却時に一括現金で請求される会社もあるため、普段キャッシュレス決済が習慣になっている方は注意しましょう。

走行距離制限がない場合も要注意

走行距離制限を設けていないレンタル会社も多く存在しますが、走行距離フリーの場合も、次のような注意が必要です。

消耗品の交換

走行距離フリーであっても、一定距離ごとに消耗品の交換を自分で行うよう定めてあるレンタル会社もあります。
たとえば一定の距離ごとにワイパーゴムやエンジンオイル、ウォッシャー液などの点検を行い、必要に応じて交換する、といった方法があります。
かかった費用は車の返却時に返されますが、自己判断や自身の過失によるものは全額自己負担になることもあり、注意が必要です。

ブラックリストへ登録

同じく制限がない場合も、常識を逸脱したような距離を走行したときは、ブラックリストへ登録される可能性があります。
このブラックリストは、レンタル会社の多くが加盟する一般社団法人全国レンタカー協会内で共有され、一度リストに載ってしまうと数年規模で利用できなくなることも。
とはいえ、通常の利用範囲内であればリスト入りは考えにくいため、そこまで神経質になる必要はありません。
一時的に長距離の移動が必要になった場合は、念のためレンタル会社へ相談しておくと安心です。

用途や期間によっては購入した方がお得

このように、レンタカーの走行距離制限については、ある程度注意が必要です。
用途や利用期間によっては、追加料金がかさんでしまうことも考えられます。
そのようなとき、レンタル会社によっては利用していたレンタカーを、そのまま中古車として購入できる場合があります。
一般的な中古車購入は試乗期間が短く、また実際の利用環境で試しにくいため、運用後の故障や不具合などの不安が残ることも。
しかしレンタカーとして利用した後に購入できるのであれば、疑問点や不安なポイントをしっかり確認したうえで購入できるため、安心感があります。
あらかじめ長距離・長期間の利用が見込まれる場合は、中古車購入も視野に入れておくと良いでしょう。
レンタカーを中古車として購入できるか否かはレンタル会社や車種によっても異なるため、事前にチェックおよび相談をしておきましょう。

まとめ

以上、レンタカーの走行距離制限についての解説でした。
今回のポイントをまとめると、以下のとおりです。

• ・レンタカーの走行距離制限を設けているか否かは、レンタル会社によって異なる。
• ・レンタル期間ごとに定められた走行距離を超過した場合、一定距離ごとに追加料金が発生する。レンタル会社によっては、特定の車種限定で走行距離制限を設けている場合もある。
• ・走行距離制限を設定していないレンタル会社でも、事前相談なしに常識を逸脱した使い方をした場合は、ブラックリストに乗ってしまう可能性があるため要注意。
• ・長距離・長期間の利用は、中古車を購入した方がお得になることもある。

 

レンタカーはすぐに乗れるよう整備されており、上手く使用すれば手軽かつリーズナブルにカーライフを充実させられます。
しかし長期間・長距離で使用する場合は、レンタカーのメリットを十分に得られない可能性もあります。
長期間・長距離の利用予定がある場合は、中古車の購入も検討してみると良いでしょう。

DANKSではレンタカーはもちろん、中古車販売・修理・保険交渉まで、皆様の快適なカーライフをトータルでサポートいたします。
レンタカーの長期利用や、レンタカーとしてお乗りになられた車を、そのまま購入いただくことも可能です。
価格も実店舗をなくすことで無駄なコストを徹底的に排除し、業界最安値を実現しているため、きっとご満足いただけるでしょう。
レンタカーや中古車をお探しの際は、ぜひ当社までお問い合わせください。